秋の体験授業 ドクター関塾 佐和駅前校

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1月の教室長コラム

 学習指導要領の改定により、中学を卒業するまでに学習する英単語の量は、以前の約1200語から約2200~2500語に増加しました。小学生から英語が必修となり、必然的に覚えなければならない英単語の数は圧倒的に増えました。しかし、それらの英単語を覚えていかなければ英語の成績向上は望めません。覚えるためには以下の事を徹底して実行してください。

 まず、最初の注意点です。それは毎日英単語練習をすること。土日祝日などの休みに関係なく、365日練習してください。1日5~10分程度、量にすれば6~7語前後で構いません。1回に沢山やろうとすると負担感が大きくなり継続できなくなります。また、他に勉強しなければならない教科や単元がありますので、大きく時間を割くわけにはいきません。負担に感じない程度に毎日練習する事がポイントです。

 ただし、これは時間に余裕のある生徒に対してのアドバイス。受験が差し迫っている受験生には該当しません。毎日やる事は共通していますが、負担感を感じない程度になどと余裕のある生徒はごく一部の生徒でしょう。ほとんどの生徒はそのような余裕はないはずです。受験生は毎日、可能な限りの単語量を覚えるようにしてください。英語が苦手な生徒は特に単語の知識量を増やして行かなければなりません。この時の優先順位は、正答率が比較的高いリスニング問題に必要な「発音」と長文読解対策の「日本語での意味」です。正答率の高い問題を落とさずに点数を伸ばすことが重要になりますので、ここをしっかりと押さえるように勉強してください。偏差値55までの高校はこれで十分ですが、それ以上の高校を志望する生徒は英作文対策として、スペルまできちんと覚える必要があります。ただし、中1までに習う英単語や動詞の変化表は、受験校に関係なく全員がスペルまで覚えるようにしましょう。英作文以外の問題でも必要とされます。

 次に練習を作業化しないこと。学校の宿題などでよく見かけますが、ノートいっぱいに英単語の練習をしたり、各単語10回ずつ書いたりしている生徒は多いと思います。宿題の管理という点からすれば致し方ありませんが、実践的な学習という観点からすれば効果的とは言えないのでしょうか。例えば、dogやcatなど、小学校や中1で習う英単語の中には比較的簡単な英単語が多く存在します。2,3回書けば覚えてしまう単語を10回書いたり、ノートいっぱいに書いたりするのはナンセンスだと思いませんか?(ただし、宿題として出された場合は、残念ですが頑張って書いてください。内申点に影響します。)宿題でなく自主的な単語練習では、必要な単語に時間をかけるようにしましょう。練習の目安としては、スペルの字数を書く回数にしてみてはいかがでしょうか。前述のdogやcatならば3回ずつ、Januaryは7文字ですから7回ずつ、Februaryは8 文字ですので8回ずつという具合です。そして練習後には必ず確認テストをしてください。覚えたかどうかの確認は必須です。もし、覚えていなければ、その場で覚え直しをすること。曖昧なままで終了してしまうと意味がありません。練習した全ての単語を確実に覚えてから終了しましょう。

 スペルを覚えるのが苦手な生徒は以下の方法で学習してください。
①長いスペルは短く区切って覚える事。例えば前述のJanuaryならばJanu・ary、FebruaryならばFeb・ru・aryという様に2~4文字ごとに覚えると比較的覚えやすくなります。
②ローマ字読みで覚える事。例えばWednesdayを場合は、「ウエドネスダイ」と読めますよね。声に出しながら、書いて練習してください。ただし、「ウェンズデイ」と英語の発音も合わせて覚える事も必要ですので、注意してください。

 1度覚えたと思っても、数日後には忘れてしまう単語もあるはずです。短期記憶から長期記憶に変換するためには、複数回の練習が必要です。忘れてしまわないように繰り返し練習をしてください。目安としては3日おきに3回やる事。それでも覚えられない単語は覚えるまで練習です。受験生以外の生徒は、教科書に出てくる単語はスペルまできちんと覚える事。それが定期テスト対策となりますし、後の入試にもつながります。

 日々の練習が成果を生みます。頑張ってください。

冬期講習の体験授業のご案内

Dr.関塾佐和駅前校は冬期講習無料体験会を実施します。限定15組となりますので、お早めにご応募ください。
詳細は下記の通りです。

【冬期講習無料講習会 実施要項】
~生徒2名対講師1名の授業を90分×全2回~

★科 目★ 
数学(算数)英語 国語 理科 社会 から1科目を選択
★対 象★ 
小学生 中学生 高校生 ※初めての方に限ります。
★期 間★ 
お申込日より2週間以内に90分×2回を実施
★学 費★ 
無料 ※教材費として1,000円(税込)をいただきます。
★時間割★ 月曜日~金曜日
①16:40~18:10
②18:20~19:50
③20:00~21:30
★コース★ 
生徒2名 対 講師1名の体験コース
★内 容★ 
事前に科目・単元をご相談のうえ、授業を行います。

たくさんのご応募、お待ちしております。

12月の教室長コラム

 中学生の皆さん、11月下旬から12月上旬にかけての定期テスト、お疲れ様でした。テストは受ける前の準備も大事ですが、終わった後の復習も大切です。出来なかった問題や分からなかった所はそのままにせず、しっかりと復習をして今後の学習活動に活かすようにしましょう。

 さて、テストについての話から始まりましたので、今回は当教室における茨城統一テストの活用方法についての報告をさせて頂きます。
 当教室では、中学生を対象に、中3生は年5回のレギュラーテストと希望者を対象とした県立高校入試直近の会場模試を、中1・2生は年3回のレギュラーテストを実施しております。レギュラーテストは教室で実施し、必ず生徒全員が受験できるようにしております。
 一般的に、成績表を返却するだけの塾も多いようですが、当教室では茨城統一テストを最大限に有効活用するために様々な施策を施しております。
 では、どのような施策なのか、11月に実施した茨城統一テストでの施策方法を具体的にお話致しましょう。
 まずは、テスト実施前に必ず問題内容を確認し、問題の出題形式や単元を調査します。これは、テスト終了後に分析表の作成や生徒面談などを速やかに実施するためのものです。事前に実施しておかないとかなりの時間が必要となる作業なので、前もって確認しております。
 テスト実施後、テスト業者の本部に答案を郵送する前に、答案用紙をコピーして独自に採点をします。成績表が返送されるまでおよそ10日から2週間ほどかかりますので、少しでも早く答案に目を通し、気になる点を洗い出します。ここでの気になる点とは具体的に言いますと、空欄、問題の読み間違いなどのケアレスミスによる誤答、最低限出来て欲しいレベルの問題の誤答、文意不明な記述式問題の解答などを指します。これらを基に生徒一人一人と面談を行い、気になる点を指摘し、勉強への取り組みなどを話しております。
 成績表が教室に返送された後は、成績表を渡すのですが、その際には、志望校の合格判定がどの位なのか、前回のテストと比較してそれぞれの教科の偏差値がどの様に変化したのか等を確認し、改善点などを話して成績表を渡しています。直近に保護者面談がある場合は、保護者の方にお渡しする場合もございます。
 最後に、これらの成績表を基に志望校に合格させる為の分析を行います。志望校の合格基準点まであと何点不足しているのか、正答率50%以上の問題でどの位の点数を落としているのか、正答率50%以上の問題で誤答した単元や問題形式はどのようなものなのかを調べて分析表を作成致します。それらを基に保護者の方や生徒と面談を行い、弱点強化を図っております。正答率50%以上の問題での取りこぼしが無ければ偏差値55までの高校の合格基準点までは到達可能です。また、偏差値55以上の高校を志望する生徒には正答率40~30%まで掘り下げて分析するなど生徒一人一人の実情に合わせて分析表を作成しております。
 以上が当教室における茨城統一テストの活用法です。読んで頂くとご理解して頂けると思いますが、当教室では、かなりの回数の面談を行っています。また、分析表の作成には、結構な時間と労力を費やしています。生徒の皆さんには、これらを無駄にして欲しくないので、分析表に弱点として挙げた単元や出題形式の復習は必ず実施してください。教室長より心からのお願いです。

11月の教室長コラム

 11月となり寒暖の差が激しい時期となりました。中学生におかれましては月の下旬には後期中間テストが実施されます。体調管理に留意して目標を達成できるようにテスト準備を進めるようにしましょう。
 さて、4回にわたり「内申点をアップさせる方法」についてお話を続けて参りましたが、今回で最終回となります。今月のテーマは「小テスト」についてです。
 コロナ禍の影響により、今年度も本来の三学期制から二学期制に変更され、定期テストの回数も従来の年5回から年4回と減らされました。その為、テストとテストの間隔が広がる事となり、テスト範囲も以前と比べて広範囲化しているように見受けられます。そして、テストの問題で出題する量には限界があり、出題範囲の広域化により学習の習熟度を測れない単元も増えているようにも思えます。
 その様な状況の中で、授業毎に小テストを実施する先生方もいらっしゃると思います。もし担当の先生が小テストを実施しているのであれば、侮ってはいけません。小テストの結果が内申点の評価に繋がる可能性があるからです。担当する先生の裁量に応じて評価点に加味されます。よって小テストだからと言って過小評価せず、真摯に取り組むようにしましょう。
 また、小テストは全校的に行われる定期テストと比べて出題範囲が圧倒的に狭いのが特徴です。定期テストで芳しくない成績を取っている生徒にとって好材料と言ってよいでしょう。定期テストでは出題範囲が広く全てをカバーしきれない生徒も出題範囲が狭い小テストではきちんと対策を取る事は可能なはずです。
 しかし、覚える量が少ない分、満点に近い点数を取らなければなりません。しかも、連続してでなければ評価されません。高得点が取れるはずのテストという位置付けですから、連続しての高得点が求められるのです。これが出来るようになれば、「継続的な努力をしている」と評価され、内申点が上がると期待できます。
 小テストと合わせて、定期テストについてもお話をしたいと思います。
 後期中間テストも、もう間近となっておりますが、テスト当日の注意点を一つ述べましょう。答案用紙の解答欄は必ず埋めるようにして、空欄は絶対に作らないようにしましょう。茨城統一テストなどの答案を確認すると、空欄で提出している生徒はかなり多いです。生徒面談の際に「なぜ空欄なのか」と質問すると「分からなかった」「時間がなかった」という返答が返ってきます。もちろん、その気持ちは理解できます。しかし、空欄ばかりの答案用紙は、採点する先生方の心象を良くないものにし、評価点の下落に繋がります。よって、次の後期中間テストは空欄を作らずに全て解答するようにしましょう。
 コロナウィルス、インフルエンザ等の感染症を含め体調管理が難しい季節です。健康に留意しながらテストの準備を進めましょう。頑張ってくださいね。

10月の教室長コラム

 涼しい風が吹く時期となり、勉学がはかどる季節となりました。今年は二学期制を採用するにあたり、次回の定期テストの実施が11月の中旬から下旬となる中学校が大多数となっております。空き期間がしばらくありますが、早めの段階から準備を進めて後期中間テストに臨みましょう。


 今回も前回に引き続き、内申点をアップさせる方法について述べて参りたいと思います。
 内申点の観点内容には「関心・意欲・態度」の項目があり、それを向上させる為の手段として「授業態度」「提出物」「小テスト」において、方法があることをお話しました。前回は「授業態度」について述べましたので、今回は「提出物」についてお話したいと思います。
 提出物として真っ先に思い浮かぶのが、学校で使用しているワークではないでしょうか。定期テストごとに期限内に提出するよう、どこの中学校でも行われているものです。我々学習塾の人間としては、この提出の重要性を十分に認識していますから、口が酸っぱくなる程、生徒に注意を促しています。提出物をあげることは最低限しなければならない行為であり、これを疎かにすることは、「内申点の向上は0」に等しいものであると考えてよいものです。
 ただし、生徒全員が提出物を提出した場合、差はつきません。提出しなければマイナスになるだけです。提出することが当たり前であるならば、他の生徒とどこで差をつければよいのでしょうか。
 それは、先生が喜ぶような内容で、そして、向上心が見て取れる内容で提出すればよいのです。
 生徒の皆さんは、どのようにワークを解いて提出していますか。解ける問題は自力でやって、出来ない問題は赤ペンで答えを写して提出していませんか。皆と同様な方法でワークを仕上げていたら、先生の目に留まるのは困難でしょう。先生に意欲を見せる事が重要となります。
 問題を自力で解くのは当然ですが、その後の方法を少し変化させてみましょう。出来なかった問題や間違えた問題の解き直しをするようにしましょう。その際にルーズリーフに解き直しをして、ワークに挟んで、合わせて提出するようにしましょう。また、解き方が分からない問題は「質問箇所」と書いた付箋を貼って提出してみて下さい。先生が対応してくれたらアピール成功です。(もちろん、分からない所があれば塾の先生に質問して下さいね。)
 実はこれ、私が推奨している勉強法の一つなんです。出来なかった問題、間違えた問題は必ず自力で解き直して下さい。自力で解けるようになって、初めて理解できたことに事になるのです。説明や解説を聞いて分かったつもりになっても、自力で解けるようにならなければ意味がありません。ぜひ実践してみて下さい。
 次回は、内申点アップさせる方法の「小テスト」についてのお話です。

9月の教室長コラム

 田彦中の皆さん、前期中間テストお疲れ様でした。本稿を書いている現時点では、点数などの結果を把握出来てはいませんが、如何なる結果であろうとも、良かった点や悪かった点などをしっかりと精査、反省し、次なる後期中間テストに向けて準備しましょう。
 田彦中に限らず、近隣の中学校の次回の定期テストは11月に実施されます。テストとテストの間が長いとテスト範囲が広がる事が予想されます。テスト間近になってからでは準備が間に合わない事もあるでしょう。その様な事にならないように、日頃からの準備が大切となります。毎日の授業とその復習を意識的に取り組みましょう。

 さて、前回は内申点をアップさせる方法についてのお話を致しました。簡単におさらいをしますと内申点の観点内容には「関心・意欲・態度」の項目があり、この項目の評価点を上げることが大切であるという事です。今回は、その具体策について述べたいと思います。
 カギとなるのは「授業態度」「提出物」「小テスト」の3つです。
 まずは「授業態度」についてのお話です。長年、集団授業で学習指導をしていた者として、最初に伝えておきたいことがあります。それは、教卓側から教室を見渡すと生徒の様子や表情が手に取るようにわかるという事です。関心があるのか、ないのか、楽しそうか、つまらなそうか等、先生はしっかりと把握しています。先生は評定をつける立場ですから、授業で説明をしながらも生徒の観察を怠ることはありません。ですから、先生に見られているという意識を持って授業にのぞむ事が大事です。
 そして、板書は必ずノートに書き写しましょう。字は誰が見ても読める字で丁寧に書くこと。字を書いている様子も先生は見ています。授業の板書を一生懸命に工夫、準備をして授業を行っている先生は沢山いらっしゃいます。それなのに、板書を書き写さなかったり、書いても殴り書きだったりでは、先生の心象は良いものにはならないでしょう。
 繰り返し述べますが、集団授業での指導では生徒の様子がよく見えます。説明を聞く際の姿勢は、板書を写すとき以外、先生の顔を見続けること。視線を落として、落書きをしたり、指先をいじったり、ペン回しをしたり、集中力を欠いた行動を見せてはダメです。授業がつまらない、興味がありませんとアピールするようなものです。その様な行為は、絶対に慎みましょう。
 理想を言えば、積極的に先生の質問に対し挙手、発言をして授業に参加することが望ましいのですが、人前で発言したり、注目を浴びたりすることが苦手という人も多いのではないでしょうか。もちろん、積極的に質問する事が出来るに越したことはありませんが、なかなか全員ができる行動とは言い難いものです。もし、あなたが、人前が苦手で控えめな性格ならば、最低限、次の事を実践してみて下さい。一つは発言者の方向を向いて、発言内容をきちんと聞き取ろうとしている姿を見せる事。そして、先生の説明や発言者の意見にうなずきながら耳を傾ける事。ただ漠然と聞いているのではなく、うなずく事で聞いている事をアピールするのです。控えめながらも授業に参加しているところをアピールすることが大切です。
 冗談好きの先生の授業では、先生が冗談を言ったときは必ず笑うようにしましょう。声を出して笑う必要はありません。クスっと笑うだけで結構です。授業に参加していることをアピールする最大のチャンスです。先生からすれば授業を盛り上げてくれる生徒という認識をしてくれるはずです。
 いろいろと書き連ねましたが、まとめると積極的に授業に参加していることをアピールすることが大切であるという事です。他者からどのように見られているのか、評価されているのか、今後の人生でも大きく関わってきます。意識して取り組んで下さい。
 次回は、内申点アップの為の提出物や小テストの対処法についてお話をする予定です。

後期始動特別講習会

Dr.関塾佐和駅前校は後期始動に向けて無料の個別体験会を実施します。限定15組となりますので、お早めにご応募ください。
詳細は下記の通りです。

【後期始動無料特別講習会 実施要項】
~生徒2名対講師1名の授業を90分×全2回~

★科 目★ 
数学(算数)英語 国語 理科 社会 から1科目を選択
★対 象★ 
小学生 中学生 高校生 ※初めての方に限ります。
★期 間★ 
お申込日より2週間以内に90分×2回を実施
★学 費★ 
無料 ※教材費として1,000円(税込)をいただきます。
★時間割★ 月曜日~金曜日
①17:00~18:30
②18:40~20:10
③20:20~21:50
★コース★ 
生徒2名 対 講師1名の体験コース
★内 容★ 
事前に科目・単元をご相談のうえ、授業を行います。

たくさんのご応募、お待ちしております。

8月の教室長コラム

 茨城高、佐野中、大島中の皆さん、定期テストお疲れ様でした。田彦中の皆さんは夏休み明け、すぐに前期期末テストが待っています。しっかりと準備をして、納得のいく結果を手にしてください。
 7月に行われた佐野中、大島中の前期期末テストにおいて、2名の生徒が5科合計400点以上を獲得しました。「400点オーバー賞」を贈ると共に景品を贈呈します。また、前回の前期中間テストの点数より1教科20点以上も上がった生徒が、延べ6名いました。こちらの6名にも「20点アップ賞」と合わせて景品を贈りたいと思います。引き続き点数が上がるように頑張ってください。また、今回点数が下がった生徒も、残念ながらおります。次回に挽回できるように今のうちからコツコツ努めていきましょう。
 今回は、先日の定期テストで残念な結果になってしまった生徒の為に、「定期テストだけじゃない内申点をアップさせる方法」について述べたいと思います。
 「6月の教室長コラム」にて、定期テストが内申点に影響し、その内申点が県立高校入試に大きく関わっている趣旨の話を致しました。(下部にアーカイブ記事がございますので、ご参照ください。)
 俗に言う内申書は「調査書」を指し、内申点は「評定」の合計点のことを言います。「調査書」には、「評定」の点数を決定する要素として「観点別学習状況」という評価基準が設けられており、この「観点別学習状況」の評価を上げることが内申点である「評定」の点数アップにつながるのです。
 「観点別学習状況」における観点内容は各教科若干の相違がありますが、全教科に共通しているのが、「関心・意欲・態度」の項目です。これは学習している教科について「関心を持って意欲的な態度で取り組んでいるのか」を評価する項目です。テストの点数だけでなく、普段の学習に対しての取り組み方等も評価の対象になっているのです。つまり、「関心を持って意欲的な態度で授業に取り組む姿」を先生に見せる事で評定を上げることも可能なのです。テストで結果を出し続けることは中々難しい事ですが、頑張っている姿を見せる事はすぐに出来る事でしょうから、実践してみて下さい。
 さらに、「関心を持って意欲的な態度で授業に取り組む」ことは、授業中の集中力アップや授業の理解度向上、学習習慣の定着等につながります。そうなれば必然的にテストの点数アップも見込めますので、「関心・意欲・態度」の評価が向上することに付随して他の項目の評価も上げることもできるという好循環が生まれると考えられます。(他の項目は、数学には「見方や考え方」「表現・処理」「知識・理解」等があり、英語では「表現の能力」「理解の能力」「知識・理解」等の項目が存在します。これらの項目は定期テストに関係している項目です。)
 具体的にどのような行動をすれば良いのか等のお話は、来月以降に述べる予定です。お楽しみに。

7月の教室長コラム

 佐野中、大島中、茨城高の皆さん、定期テストお疲れ様でした。出来たところ、出来なかったところ、しっかり見直して次回に繋げていきましょう。中学生の皆さんには「定期テスト確認表」のコメント欄に「良かった点」、「改善点」、「次回に向けて」の所見を記入してもらいますので、返却された答案をきちんと点検しておいて下さい。
 さて、6月に茨城県教育委員会から、今年3月に実施された県立高校入試の結果を分析した「令和4年度茨城県立高等学校入学者選抜実施状況報告書」が発表されました。(詳細をお知りになりたい方は、茨城県教育委員会のホームページをご参照下さい。)
 気になる点が何点かありますので、述べていきたいと思います。
 先ず、平均点です。国語78.05点(前年63.63点、前々年59.23点)、社会61.48点(前年56.18点、前々年57.35点)、数学46.55点(前年39.69点、前々年52.44)、理科49.86点(前年54.66点、前々年58.94点)、英語50.26点(前年53.37点、前々年56.20点)という結果となりました。やはり、目を引くのは国語の平均点の高さです。5月の教室長コラムでも述べましたが、易しすぎて学力選別テストには不向きなテストでしょう。これまで必出であった150~200字前後の作文や論述式解答問題などの低正答率の問題が皆無となった影響からか、前年から14.42点、前々年から18.82点も上がっています。
 また、国語に関してはもう一つ興味深いデータがあります。それは満点者数の多さです。今年は17,593名の生徒が県立高校を受験しましたが、その内の1,862名が国語のテストで100点を取りました。(因みに前年は5名、前々年は3名でした。)パーセンテージにすると実に約10.58%もの生徒が満点を獲得したことになります。ひたちなか市立の中学校に通う中学3年生が1,356名ですから、市内全員の中3生が満点を獲得したとしても余る数になります。
 更に興味深いのが合格者の国語の満点者数です。県立高校合格者における国語の満点者は1,667名でした。前述のように受験者全体の満点者が1,862名ですから、195名の生徒は国語で満点を取ったにもかかわらず不合格という結果になったことになります。他の教科でも、この様な満点を取りながら不合格となった生徒は、社会で8名、英語で7名いました。高校によっては文系科目で満点を取る事が当然となり、数学などの理系科目の点数が合否の分かれ目になったと読むことができます。
 数学の結果においても目を引く結果が出ています。なんと、数学の県立入試問題での零点者が308名にも上ったのです。前年は52名、前々年は171名でしたが、これらの過去2年間は計算問題が出題されなかったことが要因と考えられます。しかし、今年は冒頭に計算問題が20点分出題されており、零点者がこれ程までに増加するのは予想外の事です。計算問題が出題されていた3年前の平成31年度の零点者は22名でしたので、この2年間で計算問題を軽視する生徒が増えたと考えられます。計算力は数学の如何なる内容にも関連しています。解法を理解したとしても計算ミスを犯してしまうと点には繋がりません。どうせ計算問題は出ないのだからと高をくくってしまったと考えられますが、基礎的な問題を蔑ろにせず、真摯に取り組む姿勢が必要です。
 当教室では、授業毎に確認テストを実施し、生徒の理解度をチェックしながら授業を進行しております。数学の授業では計算テストを繰り返し実施しており、結果が芳しくない生徒に対しては声掛けを徹底して実施しています。
 近い将来、残念な結果にならないよう基礎の見直しを心がけましょう。

夏期講習会、無料体験実施中!!

Dr.関塾佐和駅前校は無料で夏期講習を受講できる個別体験会を実施します。限定15組となりますので、お早めにご応募ください。
詳細は下記の通りです。

【夏期無料特別講習会 実施要項】
~生徒2名対講師1名の授業を45分×全4回~

★科 目★ 
数学(算数)英語 国語 理科 社会 から1科目を選択
★対 象★ 
小学生 中学生 高校生 ※初めての方に限ります。
★期 間★ 
お申込日より2週間以内に45分×4回を実施
★学 費★ 
無料 ※教材費として1,000円(税込)をいただきます。
★時間割★ 月曜日~土曜日
①15:20~16:50
②17:00~18:30
③18:40~20:10
④20:20~21:50
★コース★ 
生徒2名 対 講師1名の体験コース
★内 容★ 
事前に科目・単元をご相談のうえ、授業を行います。

たくさんのご応募、お待ちしております。