Dr.関塾 佐和駅前校

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3月の教室長コラム

 県立高校受験者の皆さん、入学試験、お疲れ様でした。無事、受験が終了しほっと一息していることと思います。この原稿を書いている時点では、合格発表はまだなので結果は不明ですが、どのような結果になろうとも塾で頑張った努力は、これからの人生において無駄にはならないと思います。高校に進学しても引き続き勉学に努めてください。

 今年度の県立高校入試問題を簡単ではありますが、私なりに分析してみました。今月より数回にわたり分析内容をお伝えしますので、これから高校受験を迎える学年の生徒諸君は勿論の事、高校受験まで時間に余裕がある生徒の皆さんもよく読んで参考にしてください。今月は五教科の概要と数学を中心に述べたいと思います。

 県立高校入試の翌日、入試問題を見て愕然としました。英数国理社の五教科全てにおいて、ほとんどの問題が選択問題になっており、文章で解答する論述式解答問題がなくなっていました。国語の作文、数学の証明問題や英語の英作文など、自力で解答を考え、表現しなければならない傾向の問題が一切消えてしまったのです。前年まで問題は難化の一途を辿り今年もその流れに沿うものと予想していましたが、今年は全く逆の傾向となってしまいました。昨年、採点ミスの報道が幾重にもなされましたが、その影響と思われます。極力採点ミスをしないように配慮された問題と考えられますが、極端すぎると言わざるを得ません。
 一つ一つの問題は簡単なものから難問と言えるものまで難度にバラつきがあるものの、部分点の配点がない為、点数にバラつきが生じづらいテストと言えるのではないでしょうか。故に高校によっては入試の点数だけでは差がつきづらく、今まで以上に内申点の重要度が増すと考えられます。中学校で行われる定期テストにこれまで以上に力を入れなければならない事でしょう。
 5月に茨城県教育委員会より実施報告書が出され、各教科の平均点や問題ごとの正答率などの詳細事項が発表されますので、問題の難度や正答率に関しては改めて後日述べたいと思いますが、個人的には全体的に易化したと思われます。数学の計算問題の削除や英語の英作文の指定単語数の増加、理科や社会などでの論述式解答問題の増加など、年々難化していた県立入試問題ですが、今年の問題を見ると来年どの様になるのか、予測し難い状況です。今年の形式を踏襲するのか、昨年の形式に戻るのか、いずれの場合にも対応できるよう、幅広く勉学に励む必要があることは確かな様です。

 次に数学の問題についてのお話です。特記する事項が幾つかあります。まずは2年前に削除された大問1での計算問題の復活です。正負の数、平方根、文字式、二次方程式を含む全5問で20点の配点です。昨年は数学の零点者が県全体で25名いましたが、今年は大幅に減るのではないでしょうか。
 2つ目の特記事項は、図形の証明問題が穴埋め形式で、選択肢から適切な角や相似条件を選ぶ問題に変化したことです。昨年までは完全証明での出題で、空欄にする生徒も多かった証明問題ですが、ここまで易化するのには驚きです。証明問題は平成28年より完全証明となり、それ以前は穴埋め形式と部分証明がミックスされた形式でした。いずれも自身で答えを考えて解答する問題形式であり、県立入試の証明問題において、今回のような選択肢から答えを選ぶ問題は見たことがありません。私が知る中で最も簡単な証明問題ではないでしょうか。
 3つ目の特記事項として、箱ひげ図の問題が出題された事です。箱ひげ図は学習指導要領の改定により高校数学から降りて来た単元であり、中学生にはまだ馴染みのない単元と言えるでしょう。昨年の10月に実施した茨城統一テストでも出題されましたが、県全体の正答率は15%と芳しくない成績でした。これにより移行措置として実施した学習内容も軽視してはならないという教訓を得られたと思います。
 数学のテスト全体としては、比較的易しい問題の中に極めて難しい問題が数問散りばめられているという印象です。確実に正答できる問題を解いて、得点を上げる為の取捨選択が大事になるという事を改めて感じたテストでした。
 より詳しい分析については後日述べようと思います。

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2月の教室長コラム

 県立高校入試まで一か月を切りました。中3生の皆さんにおいてはラストスパートの時期です。今回が県立高校入試前最後の教室長コラムとなります。そこで、これまでに実施した保護者面談、生徒面談等でお話を致しました内容をまとめて述べてみたいと思います。これらの内容を読んで、入試本番で1点でも多く得点できるように実践してください。 
 当教室では、面談をする前に直近で実施した茨城統一テストの生徒一人ひとりの解答を個別に分析しております。そこから見える間違いの傾向と誤答した問題の学習単元を割り出し、一人ひとりにアドバイスを送っています。
 その中からよく目にするミスで最も多いのが、漢字の間違いです。理科や社会のテストにおいて、一部の高校を除き、ほとんどの県立高校では平仮名での解答も正解となっております。よって、漢字で答えるのに自信がない場合は平仮名で解答するようにしましょう。(ただし、採点基準の変更や漢字指定の問題なども過去に出題された事もあるので、極力漢字で正しく答えられることが望ましい事には間違いありません。)
 また、正しく書いたつもりでも不正解とされた場合もあります。採点ミスの可能性もありますが、丁寧に書かれていない事で判別がつかないため不正解となった事例も過去にありました。確実に正解になるように丁寧に解答するように心がけましょう。
 次に挙げたいのが、ケアレスミスによる間違いです。見直しをすれば避けられるはずのミスで得点を落としている場面が、かなり見受けられます。例えば、数学で言えば、+(プラス)や-(マイナス)の符号の付け忘れ、足し算をすべき箇所でかけ算をする等の簡単な計算ミス、分数での約分忘れ等。数学以外でも解答欄を間違えて答えを記入する等、見直しをすれば起こらなかったミスが如何に多いことか。
 ここで一つ注意を。見直しとは、ただ答えを眺めて終わらせるものではないということを肝に銘じてください。問題を再び解き直して、解答用紙に書いた答えが確実に正解であることを確かめる作業であることと認識してください。このように言うと「時間がない」と思うかもしれませんが、ある程度時間を費やしても解けない問題は諦めて、見直しの時間を作ることも入試における技術の一つです。大抵の場合、その様な問題は正答率が低く、他の生徒も誤答している事が多いものです。特に数学や国語等は問題数が少ない為、一問あたりの配点が大きく、また、難度による配点差が1~2点と小さい傾向にあります。難問に固執せず、解ける問題で確実に点を取る事が大切です。つまらないミスを如何にせずに済むかが、合格へのカギとなるのです。(ただし、以前に述べましたように空欄は作らない事。何かしら解答するようにしましょう。前述した解答欄の間違いによるミスは空欄多数により起きたミスです。)
 まとめると以下の通りです。
① 自信のない漢字は平仮名で。(ただし、当たり前ですが国語の漢字の問題はダメです。)
② 丁寧な字で答えよう。
③ ケアレスミスを防ぐための見直しを。
④ 解けない問題に執着せず、出来る問題で確実に得点しよう。
⑤ 空欄を作らない。
最後まで全力を尽くして合格を勝ち取ってください。心から応援しています。

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1月の教室長コラム

 本年も早いもので1月も中旬になりました。私立高校の入試がスタートし、本格的な受験シーズンに突入です。
 近年のひたちなか市周辺の私立高校の入試傾向は、水城高校など一部を除いて県立高校入試にそっくりになっております。問題の傾向、点数配分など、ほぼ同じように作られており、私立高校入試対策がそのまま県立高校入試対策になるのが、近年の傾向です。
 この時期は、毎年、茨城統一テストの答案や成績表を参考に、如何に志望校合格に近づけられるのか頭を悩ませる時期でもあるのですが、テストの答案を見る度にいつも気になることがあります。それは、答案用紙に空欄を作ったままの生徒が何人もいることです。事ある毎に「答案用紙は必ず埋めること。空欄を作らないようにしなさい」と口酸っぱく言い続けていますが、まだまだ浸透していないことを痛感させられます。
 ここで改めて説明したいと思います。
 高校受験は入試の点数と内申点の点数を順位付けし、順位の高い生徒から合格する仕組みになっています。県立高校受験、特に倍率が高い人気のある高校の受験では、生徒の学力に大きな格差はあまりないと考えてよろしいと思います。つまり、合格ラインとなる点数の前後に何人もの生徒がいるということです。学力が拮抗している場合、1点の差で順位が大きく変動します。もし、あと1問正答があれば順位が上がり合格できたのにという人も多くいることでしょう。
 空欄はどのようなことがあっても0点です。点数には結び付きません。英語の英作文や数学の証明問題、国語の作文や論述式解答の問題など、部分点が取れる問題もあります。特に近年、論述式解答問題の占める割合が大きくなっているので、尚更、空欄はなくすべきです。また、言い方はよくありませんが、分からない問題でもまぐれで当たることもあります。「運も実力のうち」という言葉もあり、運も受験には大きな要素です。少しでも点数を取るのだという意識が最後に大きな差となって現れることを認識してください。
 高校は自身で築き上げる最初のキャリアです。残り時間もわずかとなりましたが、後悔のない高校受験をしてほしいと心から切に願っております。受験生諸君、頑張ってください。
 受験学年でない中学生の皆さんは、学年末テストが控えています。将来の高校受験に関係するとても大事なテストです。テスト直前になって慌てて取り組むのではなく、早めの段階から準備して後悔のないようにしましょう。また、前述した空欄についての事象も他人事ではありません。空欄を作らない意識を早めに持つようにしましょう。
 厳しい寒さが続いています。睡眠と栄養をしっかりとって体調管理に気を配り、元気に乗り切りましょう。


12月の教室長コラム

 今月は理科の勉強について述べたいと思います。
 先月、お話致しました社会と同様に理科も暗記科目と呼ばれる教科で、生物、地学分野を含む2分野の内容は特にその傾向が表れています。暗記科目ですから、先月述べた社会の勉強方法を同様に教科書の精読、一問一答をはじめとする問題演習が学習の中心となります。(詳細は下記の11月の教室長コラムをご覧ください。)
 ただ、社会とは異なる点が数点ございます。
 一つ目は計算問題が出題されるという点です。生物分野では、植物の蒸散量や遺伝の問題、化学分野では、物質の溶解度、質量パーセント濃度等、地学分野では地震の発生時刻を問う問題や湿度を求める問題、物理分野では電流・電圧・抵抗の計算、力学的エネルギーの計算問題などが挙げられ、多岐に渡って出題されます。社会においても時差の計算や数字表から読み取れる事象を選択する問題など出題されますが、理科の方が高い出題傾向にあるように思えます。
 計算問題と聞くと苦手意識が強く、たじろぐ生徒も少なくないと思いますが、心配は無用です。問題の解き方がほぼ決まっており、テストで出題される際も同じような形式の問題で出題されることが多いのが理科の計算問題の特徴です。ですから、計算式をしっかり覚えて繰り返し演習して解法を身につけてしまえば単純な計算で正解できる問題ばかりなので、あきらめずに学習しましょう。問題集を丸々覚えてしまうまで実践してみて下さい。テストに出題された時に「これ、前に勉強したな」と思えるくらい似た問題が出されます。そのような安心感が得られるくらいになるまで演習を繰り返しましょう。
 二つ目は覚える事項が社会よりも少ないという事が挙げられます。(申し訳ございませんが、ここから先は私個人の経験則に基づくお話となります。) 理科、社会を集団塾で教えた際の感覚なのですが、ホワイトボードに板書して説明する量は社会の方が理科よりも多かったと記憶しております。社会は一つの事項に関連する内容が多岐に渡っている為、覚えなければならない事柄が必然的に増えてしまいます。一方、理科は覚える事柄が一つ一つ独立している傾向にあり、覚えた事が問題としてストレートに出題されることも多々あります。また、植物の分類や動物の分類など、まとめて覚えられるものも数多あり、覚えやすい教科と言えるのではないでしょうか。
 最後に近年の茨城県立高校入試の問題傾向についてお話したいと思います。社会にも共通して言えることですが、近年の茨城県立高校入試問題では文章で解答する形式の論述式解答問題が増えてきております。2018年の理科のテストでの論述式解答問題は、2問出題で8点の配点でした。しかし、2021年は7問出題され22点の配点に変化しています。そして、社会では更に大きな変化が起きています。2018年の社会のテストの論述式解答問題は3問の出題で12点配点だったのに対し、2021年は、なんと全38問中20問が論述式解答問題となり、63点の配点となりました。理科も今後更に論述式解答問題が増えていく可能性があると考えられます。日頃より、言葉で答えられるように、意識して学習に取り組みましょう。中3生は冬期講習で対策に取り組みます。お申し込みお待ちしております。

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①15:00~16:30
②16:40~18:10
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11月の教室長コラム

 今月は社会の学習方法についてのお話です。
 県立高校入試まで残り4か月を切りました。中学3年生諸君には、ここから先は短期間で成果が出せる科目である社会や理科に注力することをお薦めします。一般的に社会や理科は暗記科目と呼ばれる教科です。解法を覚えなくてはならない国語や数学などとは異なり、覚えた内容がそのまま出題されることが多い科目ですから、成果も比較的早く出すことが可能です。
 ただ、ネックとなるのが地理、歴史、公民と学習する事柄が多岐に渡り、覚える内容が非常に多いことが挙げられます。特に公民は難しい用語が頻出し、苦手としている生徒も多い分野です。しかし、幅広い知識が必要であることは確かですが、逆説的に言えば、教科書の内容だけ覚えれば良いとも言えます。教科書以上の内容を覚える必要はないと考えれば、気が軽くなり勉強に手を付けやすくなるのではないでしょうか。
 次に学習方法です。社会だけでなく他の教科にも言えることですが、教科書の熟読は欠かせません。声を出して読む音読も効果的です。入試の出題内容は教科書に全て宿しています。教科書を何度も読み直して、教科書内容を徹底して覚えましょう。
 その後に問題演習を実施します。演習の際に必ずやっておきたい問題が一問一答形式の問題です。一問一答形式の問題は覚えるべき語句や内容が端的に表現されており、どこまで暗記したのか、うろ覚えになっていないか等をチェックするのに最適な問題形式と言えます。大抵の場合、どの問題集にも掲載されている問題であり、学校で使用している問題集にも載っています。それを間違いがなくなるまで、何度も繰り返して解いて行きましょう。間違えたところや分からない箇所は、時間があれば、教科書から答えが載っている箇所を探して熟読しましょう。一つ手間をかけることで記憶が鮮明になります。受験生以外の比較的時間に余裕がある学年の生徒諸君はぜひ実施してみて下さい。時間がない場合は、模範解答を見て確認をしましょう。問題と解答を紐づけてセットで覚えることが大切です。全ての問題が完全に出来るようになるまで繰り返し演習を続けましょう。
 また、覚え方のアドバイスとして、事象を単体で覚えるのではなく、関連事項を紐づけて複数で覚えることが大切です。例えば、「織田信長」という人物を覚える際に「桶狭間の戦い」「今川義元」「足利義昭」「室町幕府滅亡」「鉄砲」「長篠の戦い」「武田勝頼」「徳川家康」「安土城」「楽市楽座」「関所廃止」「比叡山延暦寺」「一向一揆」「本能寺の変」「明智光秀」「豊臣秀吉」などのキーワードが紐づけられます。また、「織田信長」の関連キーワードである「安土城」に目を向けると「安土城があった場所は?」「滋賀県」「滋賀県の場所はどこ?」「滋賀県の県庁所在地は?」などと関連事項が増え、知識の幅も広がります。一つの事象であっても質問が一つとは限りません。様々な角度から質問されても大丈夫なように、それぞれの関連事項をリンクさせて覚えるようにしましょう。
 最後にやってはいけない勉強方法についてのお話です。それは「きれいすぎるノート作り」。
 ノートは覚えるべき内容を覚え易くする為のオリジナルの参考書です。ノートを作ることは勿論よろしいのですが、作った後の活用方法がより大切です。大切なのは、作ったノートを何度も目を通すこと。勉強しているのに成績が伸び悩んでいるという生徒にお尋ねします。ノート作りに時間をかけ過ぎて覚えるまでに至らないなんてことになっていませんか。ノートを作ることは「作業」であって「勉強」ではないのです。確かに、きれいにノートを作ることは充実感があり、勉強をしたような気分になることでしょう。しかし、ノートに1回書いた程度で物事が脳に残るでしょうか。重要事項として記憶に残らせるには覚えるべき物事に何度も触れる必要があります。簡単に触れることを可能にし、触れる頻度を増やす為の道具がノートです。ノートは「作ること」よりも「使うこと」に重点を置くようにしましょう。
 来月は理科の学習方法についてお話します。

10月の教室長コラム

 今月は、国語の定期テスト(中間・期末テスト等)の学習方法についてお話をしたいと思います。
 先々月、先月と国語の実力テストについて述べましたが、国語という教科において実力テストと定期テストでは根本的に大きな相違点があります。以前にも言及したと思いますが、入試なども含めて実力テストの類は初見で問題を読み取り、問題に答えていくテストであり、文章の読解力を必要とします。それに対し、学校で実施される定期テストは、教科書の内容を予め授業で学習した上で行われるテストです。つまり、出題される文章や内容が明かされていますから、国語力の基幹である読解力よりも、テストに向けての準備をきちんとしているかどうかが、得点する為の大きな要因になると考えられます。
 では、定期テストに向けての準備とはいかなるものでしょうか。
 まずは、教科書の音読です。英語にも言えることですが、語学の学習はスラスラと読めるようになるまで音読の練習は必要です。学校の国語の授業で音読は必ず行われます。新出漢字や新出音訓、初めて目にする語句や慣用句の意味など授業で解説されるでしょう。それらをしっかりとメモしておくことも大切になります。よどむ事なくスラスラ読みができるまで繰り返し練習しましょう。
 次は、分からない言葉や語句の意味を調べて覚えることです。全ての語句や言葉を先生が授業で解説してくれると限りません。先生が教えてくれたものはノートに書き留めて、それ以外の意味不明な語句、熟語や慣用句などは自ら辞書などで調べるようにしましょう。国語力を上げる上で語彙力は欠かせない要素です。語彙力養成にはとても効果的な作業なので、ぜひ実践してみてください。
 そして、授業内容のおさらいです。授業の板書を書き写したノートを各自持っている事でしょう。それらを何度も読み直して、授業で学習した内容を復習してください。学習した文章の要点を先生がまとめてくれたノートです。先生の説明を思い出しながらノートを見直してみましょう。
 学習内容の要点を理解したら、次に問題演習です。学校から支給された問題集は勿論の事、可能ならば教科書準拠の問題集を複数冊購入して問題を解いてみましょう。それぞれの問題集で重複する問題があれば、それは重点問題と言えます。テストに出題されても大丈夫なように対処しておきましょう。
 最後にとても大事なことを述べたいと思います。それは漢字です。定期テストにおいて漢字の読み書きは大きな得点源です。しかも出題範囲が提示されているのですからなおさらです。県立高校入試を模した実力テストの漢字の配点は大体が15点ですが、定期テストは先生の裁量に任されている場合がほとんどですから、30点以上という高配点の場合もよくあることです。漢字の読み書き問題の出来不出来は、学力よりも準備をしっかりしたかどうかに起因すると言えるでしょう。つまり、しっかりと準備をしておけば、誰でも点数をとるチャンスがあるのです。漢字の問題は100%出来るようにきちんと練習に励み、テストを迎えてください。
 ほとんどの近隣の学校では、次の定期テストは11月の予定です。進学に関わるとても重要なテストです。より良い準備をしてテストに臨んで下さい。

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