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茨城県立高校入試問題分析 その2

 県立高校入試問題の分析の2回目です。今回は英語の問題についてお話を致します。 
 英語の問題は、昨年と同様、大問が6つ、各2点から4点の配点で全40問の構成でした。大きく変更された点が大問2でありました。詳細は後ほど大問2の説明の際にお話ししたいと思います。
 まずは大問1の分析です。大問1は例年と同じリスニング問題でした。(1)から(4)までに区分けされての出題です。(1)は英文の内容に合うイラストを選ぶ問題。各2点で全5問。No.5は少々長めの英文でした。(2)は短めの対話文の聞き取り。各2点で全4問。(3)は長めの対話文の聞き取り。各3点で全2問。(4)はスピーチの聞き取り。各3点で全2問。①は感情の変化を答える問題。②はピアノの演奏会の回数を答える問題でした。(4)②のみが記述式で残りは全て選択問題でした。全13問の合計は30点です。読み上げられる英文の内容は基本的な内容が多く、手がかりとなる英単語を聞き取ることが出来るかが正解への鍵となります。また、最後まで聞き取る為の集中力が必要となるでしょう。その為には、普段から英文を読む、聞くといった習慣が必要となります。
 次に大問2です。ここが今回の英語の入試で大きく変化した個所と言えるでしょう。例年ですと頭文字指定の適語補充問題が3問と語形変化問題が3問の各2点計6問の形式で出題されていました。全て記述式で、頭文字指定の適語補充問題には難度の高い問題も見受けられて点数に差が出やすい問題でした。しかし、今年度は全6問とも選択式の適語補充問題に変更されました。対話文形式で、空欄の前後の文から正解を導き出す形式の問題です。前年と同じ記述式での適語補充や語形変化の形式ならば比較的難度高めと思いますが、選択式に変更され、ヒントが増えたことにより易化したと思います。
 大問3は60語から80語ほどのスピーチの読解問題でした。文の内容を選ぶ選択問題と適切な文を選択し意味が通るように並びかえる問題が各1問ずつ出題されました。こちらは例年通りの問題形式で、今年も同様に出題されました。
 大問4も例年と同じ出題傾向の問題で、資料を見ながらの対話文読解問題が出されました。空欄に適切な英文や単語を選択肢の中から選ぶ問題が5問、文中の空欄に合う英文の一部を書き入れる問題が1問。対話の内容と資料のグラフを重ね合わせながら読み解くことが問題を解く手がかりとなります。文がどのグラフについて述べているのか、見誤らなければ正解できる問題です。ただし、英文の一部を書き入れる問題は記述式なので、正答率は下がるのではないでしょうか。
 大問5は長文読解でした。(1)は本文の内容に合う文を選択肢の中から3つ選ぶ内容一致問題。(2)は抜けた文を当てはめるのに適切な場所を選ぶ問題。(3)は本文の内容に合う文を完成させるのに適切な語を選択肢から選ぶ問題。(4)は英問英答での空欄補充問題。(5)は本文の内容を受けて書かれた文の空欄を埋める問題です。(1)から(3)は選択問題で、(4)(5)は記述式の問題でした。昨年の問題と形は殆ど一緒ですが、大きな相違点があります。昨年の記述式の問題は「本文中から書き抜きなさい」という表記でしたが、今年は「適切な英語を書きなさい」という表記に変わりました。解答の一部が本文に載っているので、実質的に昨年と同様の該当箇所の書き抜き問題でしたが、自身で答えの英文を考えようとするとかなりの難問になったと思います。本文から抜き出して一部を変えればよいという事に気づくかどうかが正解への分かれ目と言えるでしょう。
 最後の大問6は不要な語を含む語順整序の問題です。例年通りの出題で、毎年正答率が低めの問題です。単語の意味と文法をきちんと理解していないと解けない問題です。
 大問2以外は例年通りの出題傾向でした。また、並べ替え問題を含め選択問題は100点満点中86点を占める出題となりました。単語を書いて答える記述式の問題は全5問で14点の配点です。ただし、5問中3問が前述のとおり本文中からの抜き出し問題ですので、自身で英単語を書いて答える問題は、大問1(4)②のthree、大問4(2)のWhy do you の2問のみと言うことになります。今回は、英単語のスペルを正しく書けることより、単語の意味を多く知っていることが重要とされるテストとなりました。しかし、英単語のスペルを軽視して良いということでは、決してありません。英単語のスペルを正しく書けなければ、学校や塾で行われる普段のテストに対応できませんし、出題傾向が変更され、単語のスペルの知識が必要となる可能性もあるのですから。現在、小中学校で学習する英単語の数は2200語から2500語と言われています。毎日少しずつ覚えていくことが大切です。英語が苦手な生徒は、英単語の習得に力を入れるようにしましょう。

茨城県立高校入試結果速報

今年度の茨城県立高校の入試結果は以下の通りです。

水戸第二高校(普通科)・・・1名
水戸第三高校(普通科)・・・1名
水戸商業高校(商業科)・・・1名
佐和高校(普通科)・・・・・2名
東海高校(普通科)・・・・・4名
勝田工業高校(総合工学科)・2名
那珂湊高校(普通科)・・・・1名

合格した皆さん、おめでとうございます!

茨城県立高校入試問題分析 その1

 2月28日に茨城県立高校の入試が実施されました。受験生の皆さん、お疲れ様でした。数回に渡り、今年度の茨城県立高校の入試内容を分析し、その内容についてのお話をしたいと思います。

 まずは数学です。例年と同様に大問を6つに設定しての出題となりました。詳細は以下の通りです。
 大問1は5つの計算問題。各4点の配点、大問全体で20点。(1)①正負の数の加減法【中1】。②多項式と数の計算【中2】。③単項式の乗除法【中2】。④分配法則を使う平方根の計算【中3】。(2)因数分解【中3】。因みに【】内は学習する学年を表しています。いずれも基本的な計算力を問う問題です。
 大問2は全4問、一行問題と呼ばれる小問独立形式の問題です。(1)平面図形の角の大きさ【中2】。(2)箱ひげ図【中2】。(3)文章の不等式化【中1】。(4)二次関数の変域【中3】。こちらの問題も基本事項をきちんと押さえていれば解ける問題です。また、特筆すべき事象がここで現れました。全4問、全て選択問題として出題されました。これにより安易な計算ミスによる不正解は減り、正答率が上がると予想されます。
 大問3は平面図形。平行線を用いた三角形に関する問題でした。(1)平行線の同位角と錯覚【中2】。(2)相似図形における面積比と平行線における面積比の融合問題【中3】。(3)三角形の合同証明【中2】。(1)の問題は選択問題。(2)は記述問題。(3)の証明問題は3箇所の空欄を補充する問題で、1つは選択問題、残りの2つは記述問題と変則的な出題形式でした。2年前の図形の証明問題は全てが選択式の空欄補充で、昨年は全て記述式の空欄補充での出題形式でしたから、それらを掛け合わせたような出題形式でした。難度的には(1)、(3)は基本レベル、(2)は標準から応用の間位のレベルでしょうか。証明問題は、数学を苦手とする生徒にはハードルが高い問題と思いますが、今回の問題を実際に解いてみるとそれほど難しいとは思わないのではないでしょうか。証明問題を諦めずに取り組んだ生徒は正解できたと思います。
 大問4は確率【中2】の問題。(1)、(2)①、②に区分けされ、問題数は全部で3問。問題の難度は(1)は基本レベルで選択問題。(2)①も基本レベルですが、②は中3で学習する円周角の内容が含まれるので他の2問よりも難度は上がりました。(1)、(2)①の問題は、日頃から確率の問題を解いていた生徒は正解できた問題だったと思います。
 大問5は1次関数【中2】の応用問題。1次関数における水槽の問題でした。生徒二人の対話文を読んで問題を解く形式でしたので、戸惑った生徒もいたことでしょう。対話文読解の要素も含まれた問題で、国語が苦手な生徒は苦戦したのではないでしょうか。問題数は3問、その中の1つは選択問題でした。
 大問6は三角柱を扱った空間図形の問題。問題は全3問で、内容は(1)ねじれの位置を問う選択問題【中1】。(2)①三角柱の表面積【中1】。②三角柱内に現れる三角錐の体積を求める問題。先の2問は基本レベル、最後の問題は発展レベルの難問でした。
 
 今回の数学の問題での注目点は2つあります。まず1つ目は選択問題が増えた事。全24問中11問、100点満点中43点が選択問題でした。因みに昨年の選択問題は全3問14点、2年前の2022年度は全3問15点でしたので、昨年までと比較して選択問題が如何に増加したかがお分かりになるでしょう。選択問題の増加により、ちょっとした計算ミスによる間違いが無くなり、平均点も高くなるのではないでしょうか。
 2つ目の注目点は、中1、中2で学習する単元からの出題が多かった事です。中1の学習単元から18点、中2から50点、中3から32点という出題で、中1、中2の学習の大切さが分かるテストでした。小学生、中1、中2の皆さん、今勉強している事、そして、これから勉強する事は、高校入試に大きく関係しています。分からない所を分からないままにせずに、新学年を迎えましょう。

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小学生 中学生 高校生 ※初めての方に限ります
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★時間割★ 月曜日~金曜日
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②18:40~20:10
③20:20~21:50
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生徒2名 対 講師1名の体験コース
★内 容★ 
事前に科目・単元をご相談のうえ、授業を行います

関塾ではお子さん・保護者の方それぞれのお悩みを解決するために、お子さん一人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラムで指導を行います。
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私立高校入試結果速報

今年度の私立高校の入試結果は以下の通りです。

水戸啓明高校・・・・・・・7名
茨城キリスト教学園高校・・5名
常磐大学高校・・・・・・・3名
水城高校・・・・・・・・・2名
水戸葵陵高校・・・・・・・2名
大成女子高校・・・・・・・2名
明秀学園日立高校・・・・・2名

合格した皆さん、おめでとうございます!
県立高校入試まで、あと少しです。
全力を尽くして最後まで頑張りましょう!

学年末テスト対策講座

Dr.関塾佐和駅前校では、2月の学年末テストに向けての特別講座を実施中です。高校入試に直結する大事なテスト。Dr.関塾佐和駅前校で一緒に頑張ろう。

【実施要項】
~生徒2名対講師1名の授業を45分×全4回~

★学習相談会・体験授業 申込と流れ★
1.お電話または教室HPからお申し込み
2.学習相談会、学力診断テストの実施
3.希望者へ完全個別指導の実施
4.体験報告会
★科 目★ 
数学(算数)英語 国語 理科 社会 から1科目を選択
★対 象★ 
小学生 中学生 高校生 ※初めての方に限ります。
★期 間★ 
お申込日より2週間以内に45分×4回を実施
★学 費★ 
無料 ※教材費として1,000円(税込)をいただきます。
★時間割★ 月曜日~金曜日
①16:40~18:10
②18:20~19:50
③20:00~21:30
★コース★ 
生徒2名 対 講師1名の体験コース
★内 容★ 
事前に科目・単元をご相談のうえ、授業を行います。

たくさんのご応募、お待ちしております。

頑張れ、受験生!

 1月9日の私立高校の推薦入試を皮切りに高校受験のシーズンがスタートしました。受験生の皆さんは残りわずかになりましたが、悔いを残すことなく精一杯頑張っている事でしょう。しかし、時間的な観点から考えれば、ただ我武者羅に勉強するだけではなく学習効率を高める方法を選択するべきでしょう。そこで今回は、今の時期にするべき勉強内容及び勉強方法についてお話をしたいと思います。

 先ずは、勉強する時間帯です。夜遅くまで受験勉強に勤しんでいる生徒も多い事でしょう。しかし、入学試験の開始は朝です。脳が活性する時間帯を夜間のままにしておくと試験本番で脳が働かず、集中力が切れた状態でテストに臨む事になる危険性があります。そこで、朝型の生活に変えてみましょう。早起きをして朝に勉強をする。そして、学校から帰宅したら直ぐに勉強を始める。勉強時間を確保するために、入試まではテレビやゲーム、スマホなど勉強の妨げとなるものは封印する。夜は早めに就寝して睡眠時間を確保する。以上のことを心掛けて下さい。

 次に勉強の内容です。不安な気持ちから色々な問題に手を出したくなるとは思いますが、そこは一旦我慢しましょう。まず大事なのは、基本的な内容で点数を落とさない事です。数学であれば、計算問題や一行問題と呼ばれる簡単な問題、英語であれば英単語、国語は漢字、理科や社会は基礎的な知識問題など、皆が出来る問題を確実に出来るようになることです。

 更に問題の傾向をつかむことも大事な事です。入試の過去問は必ず目を通して下さい。必要な物とそうでない物、しっかり見分けて必要な物を優先的に学習するようにしましょう。

 また、点数を落とさないための答案作りも大切です。
先ず、統一テストの度に再三注意していますが、空欄をつくらない事。空欄は100%、点になりません。記述式の問題では部分点を取れる可能性があります。そして、理科や社会などでは、漢字指定がなければ平仮名での解答も正解となりますので、自信がない場合は平仮名で答えるようにしましょう。ちなみに漢字の間違いは不正解となります。

 そして、答案用紙は採点者が見やすいように心がけましょう。文字は極力丁寧に書き、消しゴムを使う場合は消し残しが無いようにしっかりと消しましょう。自分で正しく書いたつもりでも、採点者が認識できなければ不正解となります。普段、癖字を書いている生徒や殴り書きをしている生徒は要注意です。誰が見ても分かるような字でなければいけません。「トメ、ハネ、ハライ」に気を配り、答案用紙を書きあげましょう。

 最後に、試験当日の行動について。試験会場には余裕を持って到着する事。実力を最大に発揮するためには、心に余裕が有る事が大事です。ギリギリ行為は焦りを生み、余裕をなくします。余裕ある行動が成功に近づけるのです。
見直しは必ず実施する事。問題の意図を正しく把握していたか、解答方法は間違っていないか、正しく解答欄に書けているか等、ケアレスミスを防ぐことで合格に近づきます。人間誰しもがミスを犯さないことはないでしょう。ましてや入学試験という特殊な状況です。何かしらのミスをしていると思って見直しをしてください。数学の場合は、途中式を消さずに残しておく事。それが合っているかどうかを見直せば時間短縮にもつながります。

 高校受験は自分で選択するキャリアの第一歩。成功で歩み出せるよう頑張ってください。

 受験生以外の皆さんも上記の事を他人事ととらえずに心に留めておいてください。特に中学生は、学年末テストが2月に実施されます。このテストは内申点に大きな影響を持ち、将来の高校受験に関係しています。高校受験は既に始まっていると認識してテストに臨むようにして下さい。

冬期講習が始まります。

この冬、関塾の個別指導を180分無料で受講できるキャンペーンを実施します。
この機会に是非、関塾の個別指導を体験してください!

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★科 目★ 
数学(算数)英語 国語 理科 社会 から1科目を選択
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お申込日より2週間以内に45分×4回を実施
★学 費★ 
無料 ※教材費として1,000円(税込)をいただきます
★時間割★ 月曜日~金曜日
①16:40~18:10
②18:20~19:50
③20:00~21:30
★コース★ 
生徒2名 対 講師1名の体験コース
★内 容★ 
事前に科目・単元をご相談のうえ、授業を行います

関塾ではお子さん・保護者の方それぞれのお悩みを解決するために、お子さん一人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラムで指導を行います。
この機会に、ぜひご応募ください。

茨城統一テストの活用法

 当教室における茨城統一テストの活用法を紹介したいと思います。

 茨城統一テストを受けた後、統一テスト協会に答案を送ると個人の成績表が送られてきます。その成績表には5科、3科、各教科の点数や偏差値、志望校判定などが表記されており、一般的な学習塾ではそれらの数字を見ながら面談を進める場合が多いのですが、当教室では更に踏み込んだ分析を実施し、それらの数字を基に面談を実施しております。

 まず、志望校ごとの合格基準点までの差がどの位あるのかを計算します。合格基準点は合格判定60%となる点数です。成績表と共に偏差値換算表がついてきますので、それを基に志望校の合格基準点を5科、3科、教科ごとにそれぞれ算出していきます。

 次に、正答率50%以上の問題での間違い個所をチェックします。正答率50%以上の問題は過半数以上の生徒が正解している問題であり、比較的解きやすい問題とも言えます。ケアレスミスによる誤答であったり、復習を重ねれば解くことができる問題として、第一に手を付ける個所と考えております。いわば「伸びしろ」と言える問題です。それら正答率50%以上の問題で落とした点数を計算し、志望校の合格基準点とテストの点数の差と比較していきます。合格基準点との差より正答率50%以上の問題で落とした点数が高い場合は、基本的な問題を中心に学習すれば合格に近づくという事になります。正答率50%以上の問題で落とした点数が基準点との差に足りない場合は更に発展的な問題も正解する必要があると言えます。その場合は、正答率40%以上の問題でどの位、落としたのかを調査します。

 また、正答率50%以上の問題で間違えた問題の出題単元や問題形式を全て書き出します。(数学、理科、社会は出題された問題を学習する教科書の単元名を、英語、国語は出題形式、出題内容を挙げております。)

 今回のテストにおける弱点を挙げ、そこを学習するようにとのアドバイスを送っております。ぜひ、分析表を十分に活用して、成績アップにつなげて下さい。

県立高校入試実施状況報告書が発表されました

 茨城県教育委員会から3月に実施された令和5年度県立高校入試の実施状況報告書が発表されました。

 今回の入試の五教科及び各教科の平均点は以下の通りです。かっこ内の数字は前年の平均点です。

 五教科:289.98(286.21) 国語:69.94(78.05) 社会:63.87(61.48)
 数学:48.05(46.55)   理科:57.29(49.86) 英語:50.82(50.26)

 前年との点数差は以下の通りです。

 五教科:3.77増 国語:8.11減 社会:2.39増 
 数学:1.50増  理科:7.43増 英語:0.56増

 五教科全体では3.77点アップと前年よりやや易化したようです。教科別に見ると、国語が8.11点も減ったことと理科が7.43点増えた事が目を引きます。また、満点者や零点者の数でも特筆すべき点がありました。前年の国語の満点者が1,862名だったのに対し今回は346名に、数学の零点者が前年の308名から20名にとそれぞれ激減したことです。難易の極端化が多少是正されたように思う内容です。

 昨年度まであった小問ごとの正答率の開示は今度より廃止となりました。更に詳しい分析ができるデータであったので、廃止されたのは大変残念です。可能な限り詳細に分析し、追って述べたいと思います。